サイトが完成して、「さあこれからアフィリエイトするぞ!」と気合いが入っているかと思いますが、まずは何をどうしていいか分からない場合もあるかと思います。
アフィリエイトはご存じの通り、アフィリエイトリンクが貼られたあなたのサイトを通じて商品が購入されると、その金額の数%があなたに報酬として入る仕組みです。
アフィリエイトする商品を持っている方はその商品を全力で紹介するブログを作ればいいですが、私のお客様の多くは雑記ブログをやってみたい!という方も多いです。
損をしないようにしっかり報酬がもらえる商品選びをしていきましょうね!
そのために大切なのがASP選び。
ここではASPの選び方についてご説明しますね^^
ASPとは
ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダ(Affiliate Service Provider)の略です。
ASPはアフィリエイトしてほしい商品やサービスを持つ企業をとりまとめ、ブロガーはその中から売りたい商品を選んで自分のブログで紹介します。
つまりASPは、あなたとアフィリエイト商品を持つ会社との仲介業者ということになります。
ですのでアフィリエイトするには、まずはASPに登録しなければ報酬に繋がらないんですね。
ただASPってめちゃくちゃたくさんあって、100社くらいあるのではないかといわれていて、全部登録するとなると大変です。
だからといって1社しか登録しないというのはやめておいた方がよくて、実は同じ商品やサービスでもASPによって報酬額に違いがある場合もあるので注意が必要なのです。
では、100社あるといわれているASPの中でどんなASPを選べばいいのか、そのポイントを紹介しますね。
ASPを選ぶポイント
ASPを選ぶポイントとしては5つありますが、その5つとは、
- 取り扱い案件の数
- 自分が運営するジャンルに強い案件が多いか
- 単価が高いか
- 検索しやすいか
- 企業規模
です。
説明しますね。
取り扱い案件の数
取り扱い案件が多いとそれだけ希望する案件が見つけやすいですし、あの商品は1ASP、この商品は2ASPなどと分けなくても、少ないASPで管理できるので把握がしやすく無駄なストレスがありません。
また少数に集中した方が、それだけASP内での売上を獲得することができますので、ランクが上がって特別単価(通常単価の1.5~2倍)を出してもらえやすくなります。
自分が運営するジャンルに強い案件が多いか
いくら案件が多くても自分が運営するジャンルの商品がなければ意味がありません。
あなたにとって選びやすい案件がたくさんあるかどうかも見極めのポイントになります。
単価が高いか
ASPによって同じ商品やサービスでも報酬単価がびっくりするくらい違うこともあります。
必ず比較して選ぶようにしましょう。
検索しやすいか
案件探しって結構時間は結構手間で時間もかかります。
検索しにくいトップページ画面だったり検索機能だと良い案件に出会いにくくなりますので結構大切です。
今後稼げるようになってくると違う角度から検索できるような機能(広告ごとの成約率や非承認率)を使って案件検索もできるようになります。
そういった機能を使うことでより条件の良い案件を見つけることができるようになりますので、より効率的に稼げるようになります。
企業規模
やはりどんな企業でも、大手には色々なものや情報が集まるように、ASPも大手であればそれだけたくさんの案件が集まります。
イベントを開催していたりと稼ぐために必要な環境を整えてくれているのも大手ですね。
以上が選ぶポイントです。
ASPの選び方が分かったところで、ここから「アフィリエイトするならここを抑えておいて欲しい」ASPをご紹介します。
あなたが今決めているサイトのジャンルに合う商品やサービスがあるかどうか見極めていってくださいね。
押さえておくべきASP一覧
登録した方がいいASPは6つ。
- 楽天アフィリエイト(らくてんあふぃりえいと)
- Amazonアソシエイト(あまぞんあそしえいと)
- もしもアフィリエイト(もしもあふぃりえいと)
- A8.net(えーはちどっとねっと)
- バリューコマース(ばりゅーこまーす)
- afb(あふぃびー)
楽天アフィリエイト
ブログやSNSで一番目にする機会が多いのが楽天アフィリエイトではないかと思います。
楽天市場内で取り扱う商品をアフィリエイトできるサービスです。
楽天アフィリエイトは、審査が必要な場合が多い中で楽天に登録すれば審査不要ですぐにアフィリエイトができるのが特徴。
ただ報酬単価がとても低いので、楽天アフィリエイトのみで稼いでいくのは難しく、他のASPやGoogleアドセンスと一緒にやっていくのがおすすめです。
Amazonアソシエイト
こちらはAmazon内にある商品をアフィリエイトできるサービスです。
こちらは審査が必要で、結構厳しいといわれていて、結構サイトを作りこんでから審査に出す方が合格しやすいです。
ですがAmazonアソシエイトにはもう一つ審査に出す方法があります。
それがこれからご紹介するもしもアフィリエイトから審査に出す方法なんです。
Amazon本家でなかなか合格できなかったという人が、もしもアフィリエイトだと一発で合格できた、という話も結構聞くのでおすすめですよ^^
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトでは、Amazonアソシエイトに合格しやすいだけでなく、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのリンクをまとめて表示できたりします。
どのサイトでも同じ商品が売られている場合、ユーザーにとっては使いやすいネットショップを使いたいですよね。
普段Amazonを使うユーザーなのに楽天のボタンしかなかったらAmazonのページに移動して購入するかもしれません。
そうなるともらえたはずの報酬を逃してしまうことになります。
そうならないように、大手ネットショップ企業に繋がるボタンは表示しておきたいです。
A8.net
広告主の数は20000社以上、登録アフィリエイターは270万人と、アフィリエイトする人なら知らない人はいないくらい大手のASPです。
どんな商品も取り揃えているので、迷うならまずはここに登録しておけば間違いありません。
特徴としては、セルフバック案件も豊富なところ。
セルフバックとは、自分で商品やサービスを購入して報酬がもらえることです。
通常アフィリエイトする商品を自分で買って報酬をもらうことはルール違反なのですが、セルフバックOKの案件は自分で購入してもOKなのです。
使ったことがない商品を購入して実際に試してみて、ブログで紹介するという方法もできますね。
サイトの審査も比較的優しいといわれていますので、登録しておきましょう。
バリューコマース
こちらも大手ASPです。
Yahooのグループ会社となっているのでYahoo!ショッピングのクリック課金型広告や、ヤフオク案件を取り扱うことができます。
審査もそんなに難しくないので、10記事程度記事があれば大丈夫かと思います。
afb
美容系の案件がとっても多いのが特徴です。
消費税分を報酬に上乗せしてくれるので全体的に高単価なのが嬉しい特徴。
(他のASPでは消費税分引かれる)
また確定した報酬が翌月払いなのもいいなと思います^^
以上が今登録すべきASPになります。
案件もたくさんあって迷うかもしれませんが、とにかく自分が運営するサイトに合うASPをえらぶことが大切ですよ^^
ではASPに登録したら、いよいよ案件(広告)選びに入りましょう。
アフィリエイト広告リンクの取得方法
広告リンクを取得する流れは以下の通りです。
※ASPに登録済であることを前提にしていますので、まだお済でない方はASPへの登録を先に済ませてくださいね
アフィリエイトを始める流れとしては、
- 広告選び
- プログラムの提携申請
- (提携が承認されたら)広告リンクの取得
このような流れになります。
今回は先ほども必ず入れておいたほうがいいとおすすめしたA8.netでご説明しますね。
案件(広告)を検索する
まずはA8.netを開いてログインします。
ログインしたら画面上にある検索窓にキーワードを入力しましょう。
今回は「ココナラ」と検索窓に入力してみました。
キーワードに悩む場合は、検索窓の下にある「プログラム検索」で商品やサービスを検索しもいいですよ。
ココナラと検索窓に入力して虫メガネマークをクリックしたらココナラ関連の案件が表示されました。
案件を決めるポイント
案件を決めるポイントは
- そのジャンルに広告がたくさんあるか
- 自分のブログジャンルに合うか
- その案件でキーワード検索してみる
です。
そのジャンルに広告がたくさんあるか
取り扱いたい案件のジャンルがあまりない場合、その案件が終了した時変わりの案件に差し替えるなどの処置が取れにくくなります。
案件が終了した時の対応がないと記事を削除するしかなくなり、それまで稼いでいた分は0円になってしまうので注意が必要です。
また数社しかない状態だと、報酬を獲得する前に広告主から「キャンセル」される可能性もあります。
キャンセルというのは、せっかくあなたのリンクを踏んで購入してもらったのに、それが認定されずキャンセル扱いにされてしまうこと。
似たような案件がたくさんあるとその分企業側も自社の広告を採用してもらうための競争率が高くなるのでキャンセルするにも慎重になりますよね。
そういった意味でもそのジャンルにたくさん案件がある方がいいのです。
自分のブログジャンルに合うか
当たり前ですが、あなたのブログジャンルに合う案件にしましょう。
英会話スクールの特価ブログなのに引っ越し業者の案件を取り扱ってもお客さんは興味ありませんよね。
またあなたの興味のある案件を選びましょう。
まったく興味のない案件を選んでしまうとネタ切れしやすいですし、楽しくブログ運営ができません。
その案件でキーワード検索してみる
いいなと思う案件があったら一度キーワードプランナーで検索してみましょう。
商品やサービス名、案件の「プログラム詳細」から得られる情報からキーワード検索してみましょう。
大まかな月間検索ボリュームを見ておけば、その商品がどのくらい需要があるのかもつかめるので安心です。
キャンセルを見てみる
この方法はある程度アフィリエイトしてからになりますが、キャンセル数を見て提携を続けるかやめるかを決めることもできます。
A8.netの画面上にある「レポート」→「成果報酬」→「プログラム別」→「ステータス種別」をキャンセルにして表示されるプログラムを確認してください。
多くキャンセルされているプログラムがあれば、提携をやめておいた方がいいかもしれません。
プログラムの提携申請
さて、使いたい案件が見つかったら、その案件の右上にあるチェックボックスにチェックを入れましょう。
チェックしたら画面下の方にある「アピールサイト」が広告を貼りたいサイトであることを確認して「提携申請をする」をクリックします。
クリックしたら「提携を申請しました」という表示になるかと思います。
提携は即時提携されるものと審査で時間がかかるものがあります。
提携されたかどうかを確認するには画面上にある「プログラム管理」→「参加中プログラム」を確認し、提携した案件があれば提携されているということになります。
※もし審査が通らなかった場合は、A8.netでの禁止事項に抵触していないか、提携したい広告主のルールに違反していないかをもう一度確認しましょう。また記事数を増やして再申請してみましょう。申請は何度でもできます。
提携できたら広告リンクを取得します。
広告リンクの取得
「参加中プログラム」に表示されたら広告リンクを取得します。
プログラムの中にある案件に「広告リンク」というボタンがあるかと思いますので、クリックしましょう。
色々な種類の広告が表示されますので選んで「素材をコピーする」でコピーします。
広告の種類
広告には大きく分けて「テキスト」と「バナー」の2種類があります。
テキストリンク
テキストリンクとはその名の通り、テキストをクリックすると挿入しているリンク先に移動するような表示方法です。
私もこれまでいくつかのテキストリンクを表示していました。
A8.netとかキーワードプランナーとかA8.netでの禁止事項とか、こういった表示方法をテキストリンクといいます。
文章に自然な形で挿入できるので読み手もスムーズに読みながら、気になればクリックできるので親切な方法かなと思います。
バナーリンク
バナーリンクとは、画像にリンクが挿入されている表示方法です。
実は上のA8.netの説明をした画像にもリンクが挿入されていました。
上の画像にもリンクが挿入されています。
このように目立たせたい場合はバナーリンクを使用します。
ただし広告感が出てしまうのでユーザーから「ウザい」とか「怪しい」印象を持たれやすくなりますので大きさや使用する場所に注意が必要です。
バナーリンクは大きさも指定できる場合があります。
「あくまで主役は記事であること、ユーザーは記事を読みに来ていること」
これを忘れないように、記事の邪魔にならない広告表示を心がけてくださいね!
ではいよいよワードプレスに広告を貼る作業に入りましょう。
ワードプレスにアフィリエイトリンクを貼る方法
ではワードプレスにログインしましょう。
ログインしたら広告リンクを貼りたい記事を開きます。
広告リンクを貼りたい場所に表示されている「+」マークをクリックし「すべて表示」をクリックしましょう。
そうするとブロックすべてが表示されるのでその中にある「カスタムHTML」を選択しましょう。
選択すると入力するボックスが表示されますので、その中に先ほどA8.netでコピーしたリンクをペースト(貼り付け)します。
貼り付けたら画面右上にあるプレビューボタンをクリックして、投稿したあとにどのように広告が表示されているのかを確認してみましょう。
↓
表示されていたらOKです^^
アフィリエイトする時の注意点
アフィリエイトする時に必ず確認して欲しいのが「利用規約」です。
禁止事項などが記載されたページが必ず用意されていますので、定期的に確認するようにしましょう。
例えば「A8.net(ASPの名前) 禁止事項」とか「A8.net(ASPの名前) 利用規約」などで検索すれば出てきます。
違反するとそのASPでアフィリエイトできなくなってしまうので、必ず目を通すようにしましょう。
時々確認しないと内容を忘れて知らない間にルール違反をしている、なんてこともあります。
そんなことがないように定期的に確認することが大切ですよ。